TVアニメ大正野球娘。で
同じ学校なのにセーラー服着てるキャラと、着物着てるキャラがいるのは
なぜですか?
あの時代は、セーラー服て結構高い値段になっていたはずですし家がある程度裕福でないと買えなかったのではないでしょうか。学校に行かせるだけで精一杯の家庭とかは買えなかったのではないでしょうか。現に現代でも学校の制服て上下買うと3万ぐらいしますし。
一言で言えば、セーラー服や、洋服の類いがあまり普及していなかったんじゃないの。
1話で主人公がセーラー服を親にねだってましたが
親は「女学生=着物」と聞く耳を持ってませんでした。
制服や体操服という概念も文化も無い時代なので
そんなにおかしなことではありません。
おそらく、あの学校ではまだ制服が制定されていないのでは。
セーラー服は、大正9年頃から日本の女学校で採用され始めましたが、野球娘の設定は大正14年ですから、まだあまり普及していない頃だと思います。
それまでは袴姿が女子学生の服装ですが、別に学校によって決められた制服というわけではなく、あくまでサラリーマンの背広のような任意のものというか、単に流行の服装なだけ。
長着や筒袖など上に着るのもそれぞれだし、袴の色もそれぞれ。
体育も袴姿で行われていました。
大正時代にセーラー服を制服としていた学校は、福岡女子など一部の女学校ぐらいだったそうです。
他は自由だったのでしょう。
あの女学校は外国人教師がいるくらい先進的な校風のようですから、セーラー服を奨励はしているのかも知れませんが、強制はしていないのでしょう。
1話にも出てきますが、当時は着物→セーラー服への過渡期だったんじゃないですか?
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