大正時代の女子の制服は?
「大正野球娘。」というアニメを見て思ったのですが、
大正時代の女学生の制服は大正袴ですすか、
それともセーラー服でしょうか?
以前、「はいからさんが通る」を見ていたときは、
みんな袴姿だったように記憶しているのですが、
「野球娘」ではむしろセーラー服が主流となっている……。
時代背景は「はいからさん」が大正8か9年ぐらいで、
「野球娘」が大正十四年ぐらいのようです。
大して時代が変わっていないのに、この間に何があったのでしょうか?
それとも、たとえば学習院のような華族が通う場合は袴のままで、
(「はいからさん」のヒロインはお嬢さまだったような)、
普通の女学校のほうがいち早くセーラー服を導入したのか?
(にしても女学校に通っている時点でなかなかのお嬢さまだと思うが)
この辺の事情に詳しい方、教えてください。
よろしくお願いします。
質問を見て、気になったので調べてみました。
こちらのサイトによると
http://homepage1.nifty.com/zpe60314/afuzoku.htm
1875年には女学生の制服が最初に定められたようです。
そして10年後の、1885年にはワンピース型の洋装になったとかで。
1921年(大正10年)にセーラー服が登場となり、それ以降急速に広まったそうです。
なので、はいからさんの頃は、まだセーラー服が無かったのでアニメの中にでてこなかったのでしょう。
そして、大正野球娘さんの頃は、セーラー服が広まっているころなので、セーラー服が多いのでしょうね。
アニメなので、そこまで厳密に時代考証をされてるかはわかりませんけれども。
おっしゃるとおり、
二つのアニメに登場する女学生の皆様は、そうは見えない子もいますが、恐らく結構なお金持ちの家のお嬢さんなのでしょう。
なにせ、「女には学はいらない」の時代ですから、学校に通っている時点で、両親が良家に相応しい子女を育てるために、
あの手この手を使う時代でしょうから。
例えば、小笠原晶子さんは、実際にかなりの才色兼備なお嬢様として描かれていますしね。
そして中には、女学校にはなんとか入れたが、そこまでお金が無くて、制服のセーラー服を買えない子もきっと中にはいたでしょう。
大正野球娘。のwikiに制服についてちょっぴり書かれています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%AD%A3%E9%87%8E%E7%90%83%E...
やはり、時代考証をした上でのアニメ製作だったのですね。
素晴らしい大正浪漫あふれる時代に触れる機会をくださる質問をしてくれてありがとうございます。
それでは、ごきげんよう。
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