2012年4月30日月曜日

幕末から戦中を描いた漫画

幕末から戦中を描いた漫画

幕末~戦中の時代がすごく好きです。

それで、いろいろ漫画(のほうがとっつきやすいので)を探して読んだりしています。

まだまだいろいんな漫画を読んでみたいので、上記の時代に沿った時代背景の漫画を紹介いただきたいです。



今まで読んだ漫画を以下に挙げます。

・里中満智子『あすなろ坂』

・大和和紀『はいからさんが通る』

・〃『NY小町』

・〃『ヨコハマ物語』

・佐伯かよの『緋の稜線』

・かわぐちかいじ『ジパング』



なるべく少女マンガのほうが読みやすいので、少女マンガの紹介をしていただけたらうれしいです。よろしくお願いいたします。







幕末ものは新撰組や坂本龍馬関連のものが多々ありますので置いといて。



森川久美の『蘇州夜曲』南京路に花吹雪』『上海1945』の三部作(昭和初期から大戦直後まで)をオススメします。舞台は中国ですが、主人公は日本人で、当時の日本の占領政策や軍部の指向などが見てとれます。



大戦中を描いた作品では、こうの史代の『この世界の片隅に』が戦時中の庶民生活が結構詳しく描かれていてオススメ。あと巴里夫の『赤いリュックサック』なんて泣けるけど現在は入手困難かも。



少年漫画では和月伸宏『るろうに剣心』(明治初期)、江川達也『日露戦争物語』(明治末期)、伊藤伸平『大正野球娘』というところでしょうか。



こうして考えると、明治・大正が舞台の作品って案外少ないのかな?また思い出したら追記します。








木原敏江さんの『大正浪漫探偵譚』シリーズ。

美形の大学教授と元気な奥様のミステリー。



石本美穂さんの『ガラス通り診療所』。

親の命令で医者と結婚させられた少女の話…なのだけど、作者が産休中。



波津彬子さんの『雨柳堂夢咄』シリーズ。

和風ファンタジー。



渡瀬悠宇さんの『櫻狩り』。

旧家の愛憎ドロドロ物。



赤石路代さんの『暁のARIA』。

音楽を学ぶ少女の話。



津雲むつみさんの『風の輪舞(ロンド)』。

『緋の稜線』のように、戦中から現代にかけて親子二代の物語。







木原敏江・・・・『天まであがれ』・・・・・新撰組のラブ・ストーリー



市川ジュン・・・『陽の末裔』・・・・・・・大正時代くらいのプロレタリア文学的作品



市川ジュン・・・『懐古的洋食シリーズ』・・・明治時代の食卓・・コメディ



上原きみこ・・・『わが命の賛歌』・・・・・昭和初期の消防士の話・・・・社会派作品



ロマンティックなのは『天まであがれ』と『懐古的洋食シリーズ』です。

あとの2つは文学的です。



まだありますが、すぐには思い出さない・・・・。







少女漫画ですと、渡辺多恵子さんの「風光る」がおすすめです。

幕末の新選組をテーマにしていて、29巻まで出ていますが今も連載中です。

女の子が新選組に入隊し、恋もあり、戦いもあり、という幕末青春グラフィティです。

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